資料全文の掲載されたスライドです。どうぞご覧ください。
20210611版 北海道ニュートピアデータセンター研究会 慶應義塾大学 村井 純
20200714版 北海道ニュートピアデータセンター研究会 慶應義塾大学 村井 純
前提
北海道データセンター集中化への期待が高まっています。
- 我が国のデータの2極(東京・大阪)集中解消
- 北極海の氷融解
- 自然エネルギーの利用
2012年のカナダの計画 (現米国 Quintillion社) の Arctic Fiber に続いて、
フィンランド CINIA社 の北極海海底ケーブル計画 Arctic Connect が本格化しています。
- 津軽海峡を通過します。北海道に上陸可能です。
概要
うまく行けば、北海道は欧州と米国への日本のインターネットの玄関になります。
- ニューヨークや欧州の金融市場への最低遅延通信が実現する。
北海道を、データセンターとそれを支えるICT産業や 金融産業の集積地域にしましょう。
北海道志向のITC関係者が研究会を発足しました。
- インターネット、データセンターのビジネスリーダー+有識者と北海道大学+北海道事業者
具体的にすすめること
北海道を海底ケーブルで最も魅力的な場所とする。
- 苫小牧に北極海からのCIANAの海底光ファイバーを上陸させる。
- できれば苫小牧と千葉千倉などの東京の海底光ファイバー基地と直結する海 底光ファイバーを敷設する。
- だめでも内陸で東京との太い光ファイバーを確保する。
北海道をデジタルデータセンターの最も魅力的な場所とする。
- ブランドグローバルデータセンターの誘致
- IT産業と金融産業の誘致
更に突っ込んだ個人的妄想
北海道に金融機関を誘致する。
- 欧州とNYに最短遅延の通信が提供できれば可能だと考えています。
自然エネルギー、再生可能エネルギーのための特区化をする。
- 北海道の標準時を本州と変える。 (本州はUTC+9時間、北海道はUTC+10時間)
- 日付変更線後のシドニーと並ぶ証券取引所となれる
- 交通時刻表が混乱する (=ITバブルが起こる)